STAFF
INTERVIEW
スタッフ
インタビュー

試行錯誤を繰り返しながらコンサルタントとしての経験を積み重ねています 試行錯誤を繰り返しながらコンサルタントとしての経験を積み重ねています

Keiichiro I.Technology Group

最先端の知識を生かし、技術分野で活躍

私は大学で物理学を専攻し、宇宙放射線の研究をしていました。その研究で使用したコンピュータ・シミュレーションに興味をもち、大学院では情報の分野に専攻を変え、人流のシミュレーションを研究しました。そして、卒業後は富士通に入社し、インキュベーションセンターというエンジニア人材を育成する専門部署に2年間所属していました。部長が1人、トレーナーが1人、新人が20人といった構成で、AI、アジャイル、IoTといった最先端のテーマについて学んだのです。その後、とくに興味のあったAI関連の部署に異動し、Ridgelinezには立ち上げから半年後にジョインしました。現在はアジャイル開発を担うTechnology Group内の「E&I(Enabling & Integration)」というPracticeに参画しています。

いま実際に携わっている案件は大きく2つ。ひとつはメーカー様向けに新規ビジネスを立ち上げるプロジェクトのマネジメントです。もうひとつは、有志のメンバーでローコード開発の各種プラットフォームを調査・実践することで比較し、得られた知見をもとにお客様にとってベストな提案を目指すという活動です。私はもともとエンジニアとして手を動かしてきたので、マネジメントの仕事は少し苦労していますね。ローコード開発の活動は、新しい技術を使っていくのが好きなので、楽しみながらやっています。

Ridgelinezの良いところは、有志で集まって好きなことができる、またそのために必要な学びには強いサポートがあること。自分のやりたいこと、学びたいことを実践して、結果的にビジネスに繋がれば一番ですよね。それが自分の成長にも繋がると思っています。Ridgelinezはトレーニングが豊富にそろっていますし、有料の外部研修も、必要であれば惜しみなく会社が負担してくれます。また、一般的な会社ではいくつもハンコが必要な書類の申請も、チャットで上司に承認を依頼することができます。社内の距離感を縮める意味でも、これはすごく良い点だと思いますね。現在はリモートワークがメインなので、コミュニケーションツールが業務で広く活用できているのは利点に感じています。

苦手なことでも、まずは一歩踏み出す

テクノロジーコンサルティングというのは、もしかしたら学生の皆さんにはあまり馴染みがないかもしれません。でも、コンサルティングというのは、技術的なアプローチを行う上で最も重要なものだと私は考えています。システムの開発をお客様から依頼された場合、システムの構築を始める前に、まずはお客様のところへ足を運んで、システム開発の背景にあるニーズや課題を自分で確認するべきなんです。実際に手を動かす立場であろうが、プロジェクトのマネージャーであろうが、システムの話の前に「お客様の声を引き出し、課題を解決する」というアプローチや姿勢を大切にしたいと思っています。

私が仕事で心がけているのは、苦手なことであっても、まずは一歩踏み出してみるということ。例えば資料作りでも、若手のコンサルタントが作るものと、経験豊富なマネージャーが作るものとでは、ビジネス的な視点がまったく違うことがあります。私も正直あまり得意ではないのですが、まずは第一版を作ってみる。当然ながらダメ出しをもらいますが、そこで新たな気づきがありますし、他者の視点を吸収するチャンスにもなります。まずはとにかくやってみる、ということが大切です。ただ、やはり苦手なことばかりでは辛いので、バランスをとることも必要です。ローコード開発プラットフォームの比較検証の活動は、まだ正式にプロジェクト化していませんが、やりたい人が集まって、まるで部活動のような感覚で楽しみながら取り組んでいます。

情熱をもって飛びこんできてほしい

新卒で入社される皆さんに、私からお伝えしたいことが2つあります。ひとつは、何でもいいので尖ったスキルを1つもとうとしてほしい、ということ。「何でもできます」ではなく、「これができます」というものが何か1つあるといいですね。もうひとつは情熱です。私も以前はシステム開発の仕事に主に携わってきたので、コンサルタントの仕事はRidgelinezが初めて。周りに揉まれながら学んでいます。そういう環境に躊躇なく飛びこめるパッションのある方と一緒に働けたら嬉しいです。

これが完全実力主義の企業やごく少人数のベンチャー企業だと、新卒でも入社後すぐに成果を出すことが強く求められるかもしれません。でもRidgelinezは失敗が許されるというか、できないことは学んだうえで成果につなげればいいという基本的なスタンスがあります。ですから、あまり焦らずに、前向きに取り組んでほしいと思います。

それから、学生の皆さんにぜひお伝えしたいのは、残り少ない学生生活をしっかり楽しんでほしいということ。私は大学院の修了が決まってから、ひとりで1カ月ほどアメリカに行きました。何も予定を決めずに飛びこみ、泊まろうと思っていた宿のオーナーと喧嘩になり、泊まるところがなくなってしまったこともありました。そんな経験をして、メンタルの強さや挑戦心が身についたと思っています。学生時代は学校の中のみならず、学校の外で学べることもたくさんあるはず。ぜひ今のうちに色々なことにトライしてほしいと思います。

Keiichiro I.Technology Group

新卒で富士通へ入社。新設部署でアジャイル開発を基本とした社内外向けWebアプリケーションの開発業務に従事。またAI関連の事業部で、自然言語処理AIソリューションの適用検討、導入、運用まで含んだサービスの提供を担当。2020年にRidgelinezへジョイン。

新卒で富士通へ入社。新設部署でアジャイル開発を基本とした社内外向けWebアプリケーションの開発業務に従事。またAI関連の事業部で、自然言語処理AIソリューションの適用検討、導入、運用まで含んだサービスの提供を担当。2020年にRidgelinezへジョイン。