DX時代のレジリエンス戦略とリスク対応力の強化 ―BCP、IT-BCP、リスクコミュニケーション、ガバナンスの実践―
開催日:2025年7月30日(水)
2025年7月30日(水)に開催される一般社団法人企業研究会主催セミナーに、Ridgelinez Director 菊池貴文とSenior Manager 山田昌和が登壇します。
デジタル化とビジネス環境の変化が加速する現代において、企業のレジリエンス(強靭性)は、自然災害やサイバー攻撃への備えにとどまらず、IT変革や外部環境の不確実性を見据えた中長期的な視点での戦略的対応が求められます。
本セミナーでは、「デジタルレジリエンス」を軸に、DXやクラウドシフトが進む中で重要性が増すIT-BCP(ITを含む事業継続計画)を中心に、レジリエンス戦略の立て方、リスクコミュニケーション、ITモダナイゼーションやサプライチェーンリスクへの備えなど、現代のリスク要素を広く捉えた対応策について解説します。また、実践的なリスクコミュニケーションの演習も交えながら、変化と危機に強い組織づくりの考え方、ガバナンスやPDCA/EDM(Evaluate-Direct-Monitor)を通じた継続的改善の視点も交えて、企業の持続的成長を見据えた戦略を考察します。
登壇者

菊池 貴文
Director
Competency Group

山田 昌和
Senior Manager
Competency Group
※所属・役職は掲載時点のものです。
開催概要
開催日時 |
2025年7月30日(水)13:00-16:00
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開催場所 | オンライン+会場 会場『企業研究会セミナールーム』 〒110-0015 東京都台東区東上野1丁目13-7 ハナブサビル |
参加対象 | BCP/BCM(IT-BCP/IT-BCM)に関する業務に関わるCxO、リーダー、ご担当者の方 危機対応時のリスクコミュニケーションに関わるCxO、リーダー、ご担当者の方 |
参加費 | 1名につき 会員 38,500円(本体 35,000円) 一般 41,800円(本体 38,000円) |
主催 |
一般社団法人企業研究会
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プログラム
1. デジタル時代のレジリエンス戦略
・DX時代の環境変化とリスクの多様化
・レジリエンス戦略の全体像と「あるべき姿」
・レジリエンスを高めるための必要要素と実現手法
2. BCPとIT-BCPの再定義
・BCP・IT-BCPの基本的な構造と役割の違い
・サイバー攻撃・IT障害への対応ポイント
・自然災害対策としてのBCPの再構築の視点
3. リスクコミュニケーションとは何か
・リスクコミュニケーションの定義と全体像
・実務上の課題とその解決アプローチ
4. ケース演習:リスクコミュニケーション
・演習①と解説
・演習の活用方法および演習を業務のサイクルにどう定着させるか
5. レジリエンスとガバナンスの連動
・グローバル/地域別で求められるガバナンスの視点
・PDCAとEDM
・インシデントごとの対応体制(災害、サイバー、品質など)
6. 質疑応答・まとめ(30分)
・本日の総括
・質疑応答と今後の実務での活かし方