DXを実現するためのデジタルリスクマネジメントの要諦

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このレポートでは、「DXプログラムにおけるリスクマネジメントの取り組み状況」に関する調査結果の考察を通して、Ridgelinezが考えるデジタルリスクマネジメント(以下DRM)のあるべき姿を提言しています。

データやAIの活用、それによるビジネスモデルやビジネスプロセスの変革といったDXの取り組みは、いずれも既存のビジネス領域を大きく超える取り組みです。未知の領域には未知のリスクが存在し、それらが顕在化した際のインパクトは看過できるものではなく、海外では既に大きな損失やサービスの撤退を余儀なくされる企業も出てきています。一方で、従来型のリスクマネジメントのように完全予防型を志向すると、DX推進の妨げになる可能性もあります。DX推進においては、適切なリスク評価とリスク許容の考え方を組み合わせ、取り入れ、CDO(Chief Digital Officer)の総合的な見地に立った判断を仰ぐ仕組みが必要となります。

Ridgelinezでは、今後DXプログラムを推進する企業がDRMによりDXの信頼性をどのように確保していくべきかを探り、提言するため、「DXプログラムにおけるリスクマネジメントの取り組み状況」に関する調査を実施しました。

今回の調査結果から、約4割の企業がDRMを後回しにするとDXが停滞しかねない」と認識しており、今後DRMの体制構築は必須と考えていることがうかがえます。DXが浸透することにより、テクノロジーリスクとビジネスリスクが混在し、対応すべきリスクは多岐にわたります。今後DXをさらに推進するためには、全社的かつ横断的なDRMを整備し、DXの信頼性を確保することが肝要です。

目次

  1. 企業を取り巻くリスク環境とDXプログラムの関係
  2. DX企業が目指すべきDRMとその現状
  3. DRMの実現を妨げる課題
  4. DXを成功に導くリスクマネジメントの構築に向けて

ホワイトペーパー

DXを実現するためのデジタルリスクマネジメントの要諦 PDF 3.2 MB

アンケート結果

DX施策におけるリスクマネジメントの取り組み状況に関するアンケート結果 PDF 818 KB

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※所属・役職は掲載時点のものです。

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