金融専門誌で注目、Ridgelinez コンサルタント著『Leading Transformation』が 金融ジャーナル 2025年12月号ブック・レビューに掲載
―「人を起点としたDX」の重要性が専門誌で高く評価―
Ridgelinez株式会社(以下Ridgelinez)は、『金融ジャーナル』2025年12月号(株式会社日本金融通信社)のブック・レビューに、当社 執行役員 Partner 水谷広巳の著書『Leading Transformation チェンジリーダーが挑む「人起点」のデジタル変革』の書評が掲載されたことをお知らせします。
本書は、多くの日本企業が直面するDX(デジタルトランスフォーメーション)において、単なる技術導入にとどまらない「人起点」の変革の重要性を問い、その具体的なアプローチと実践手法を体系的に解説しています。このたび、『金融ジャーナル』では、金融機関のDX推進における羅針盤となり得る実践書として本書をご紹介いただきました。
『金融ジャーナル』ブック・レビューにおける評価ポイント
『金融ジャーナル』では、本書を「DX推進の実践書」「現場の現実解を示す一冊」と評し、特に以下の3点を評価いただきました。
1. 「戦略」と「実践」をつなぐ具体性
単なる概念論にとどまらず、フレームワークや国内外のケーススタディを通じて「実践的な戦略と手法」を体系化。現場でも活用しやすい構成である点が高く評価されました。
2. 変革を支える「人起点」の一貫した思想
DXを「技術導入」ではなく「人の変革」から捉える著者の一貫した姿勢について、書評では 「変革の主役は人であるという確固たる信念」として紹介。日本企業が陥りやすい「テクノロジー偏重」からの脱却に向けた示唆が評価されました。
3. リーダーのための「経営指針」としての有用性
DXを企業における重要な経営課題と位置づけ、CIO・CDO・経営者が未来に向けて意思決定を行う際の「道筋を示す一冊」として紹介されました。

背景:金融機関におけるDX推進の課題
昨今、多くの金融機関がDXに取り組む一方で、導入したテクノロジーが十分活用されず、「効果が見えない」「現場がついてこない」といった声が聞かれています。多くの場合、その原因は組織文化や人材・評価制度など「人」に関わる問題にあります。
Ridgelinezでは、こうした課題に対し、テクノロジーの導入だけでなく、「人や組織のあり方を問い直す」 アプローチで支援を行っており、本書はその思想と実践知を体系化した成果です。専門誌での掲載は、まさにこのアプローチが金融界でも求められているという証と捉えています。
著者(水谷広巳)コメント
金融機関をはじめとする多くのエンタープライズ企業において、DXの成否は、単なる「技術の導入」にとどまらず、「組織文化の変革」をいかに成し遂げるかにかかっています。今回、『金融ジャーナル』という専門媒体において、Ridgelinezが提唱する「人起点のアプローチ」を実務的な示唆として評価いただけたことを大変光栄に思います。本書が、変革に取り組むリーダーの皆さまの一助となれば幸いです。
書籍情報
書名:『Leading Transformation チェンジリーダーが挑む「人起点」のデジタル変革』
著者:水谷 広巳
出版社:ダイヤモンド社
発売:2025年8月20日
定価:2,640円(税込)
本書の主な構成内容:
・DXがうまくいかない本当の理由
・「過去の成功体験」の呪縛と「経路依存性」の克服
・技術導入ではなく「人と組織の変革」を起点とする思考
・チェンジリーダーに求められる考え方と行動指針
・組織文化・評価制度・ガバナンスといった「見えにくい壁」の乗り越え方
・金融業界を含む多様な業界への応用可能なケーススタディとフレームワーク
商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
Ridgelinez株式会社について
Ridgelinezは戦略から実行までを支援する総合プロフェッショナルファームです。ストラテジー、デザイン、テクノロジーをクリエイティブに融合させ、クライアントの経営課題解決に伴走します。金融、製造、通信、運輸、リテールなど多岐にわたる業界で、デジタルテクノロジーを通じて変革を加速し、End to Endのコンサルティングサービスを提供します。Ridgelinezは変革の中核となる「人」を起点にした独自の先見力によって、チェンジリーダーとともに持続的な未来を創造するパートナーとして社会に貢献します。
- 本件に関するお問い合わせ
- Ridgelinez株式会社 Architecture & Integration Practice 水谷、森、西山、溝畑
https://www.ridgelinez.com/contact/form/service/
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