変革実現までの支援と最先端テクノロジーを武器に、「攻め」のDXを導く
富士通グループのデジタルトランスフォーメーション(DX)を実現する会社として、2020年4月より事業を開始したRidgelinez株式会社。「未来を変える、変革を創る。」という使命のもと、お客様のDX実現に向け、戦略策定からビジネスモデル・業務プロセスのデザイン、それを実現する技術の選定や戦略の実行までEnd to Endで支援しています。今回、DX支援を担うコンサルタントを募集するにあたり、Ridgelinezの強みやピープルマネジメント、業務の醍醐味などについて、現場の最前線で活躍する3人にお話を伺いました。
最先端テクノロジーとコンサルティング力で、お客様に「伴走」
Q:Fさんは、前職の外資系コンサルティングファームではシニアマネージャーを務め、それ以前は国内外の金融機関やグローバルIT企業にて金融ビジネスを推進されたとのことですが、なぜRidgelinezへ転職されたのでしょうか。
Industry Group Director/Gen F.
理由は大きく2点あります。一つは、DXを基軸としたクライアントの課題・ニーズをよりよく満たせると感じたからです。たとえば業務効率化一つを取っても、戦略立案、ツール導入、リスクマネジメントなど、取り組むべきことは多岐にわたるのですが、そのAtoZをDXにて横断的に担えるファームはなかなかないと考えています。しかし、Ridgelinezではこれらの要素をワンストップで提供できる知見とCapabilityを持っており、魅力を感じました。
また、Ridgelinez自身が会社の立ち上げ段階にあることも、転職の決め手です。過去20年近く金融ビジネスに従事しており、金融機関を含む事業会社での新規事業立ち上げ・ターンアラウンドも幾つも推進してきましたので、これらの経験も生かせると思い、入社を決めました。
Q:昨今のDXに対する市況感について教えてください。また、そのなかでRidgelinezが発揮できる強みにはどのようなものがあると思われますか。
Industry Group Director/Gen F.
DXに対するお客様のニーズは、ここ2年で明らかに潮目が変わったと感じます。端的にいえば、業務効率化などによるコスト削減やリスク低減といったボトムライン確保に関する「守り」のDXから、新規事業創出や顧客起点でのサービス開発などによって利益を伸ばすトップラインを意識した「攻め」のDXに転じる傾向が見られます。特に、かねてよりDXによってボトムライン伸長の確保に取り組んできた大手企業は、いよいよトップラインの伸長へと舵を切り始めています。
この「守り」に加え、「攻め」のDXにも応えられるのが、Ridgelinezに注入された富士通グループの強力なアセットです。Ridgelinezは、富士通や富士通総研などで培ったテクノロジーや人材といった資産を拠出して生まれた企業であり、人を起点とした新規事業創出やデータドリブン経営、AI、クラウドといった最先端のテクノロジー活用によるコンサルティングを武器としています。さらに、これらのテクノロジーは富士通グループから大手上場企業様や官公庁へ既に提供されており、そのコンサルティング経験も強みの一つです。
富士通グループのテクノロジー、コンサルティング両方のノウハウを存分に生かすことができるからこそ、Ridgelinezは他のコンサルティングファームと一線を画した、DXにおける質の高いサービスを提供できると考えています。
1mmでも成長するために、必要な要素を徹底的に追求する
Q:質の高いコンサルティングを実現するために、Ridgelinezではどのようなピープルマネジメントに取り組んでいるのでしょうか。
Industry Group Director/Gen F.
コンサルティング業界にありがちな「できない者は去れ」「Up or Out」というマインドとは真逆で、「この人が1mmでも成長するにはどうしたらいいか」を徹底的に考えるマネジメントを行っています。
人材育成制度の2本柱として、社員1人につき上位職者が付く「コーチ制度」があります。コーチは、ビジネスラインの上司部下の関係ではなく、人事評価とも直接関わりはありません。月1回の1on1を通じて、本人が目指すキャリアや抱えている課題をヒアリングし、どうすれば本人の成長を実現できるかを共に考える存在です。客観的な視点からアドバイスをし、成長に向けたプランも作成します。
またもう一つの柱である評価制度では、360度評価を採用し「被評価者と仕事で関わりがない人物」が評価を行います。被評価者の周辺にいる複数の社員にインタビューし、先入観がない状態で評価を集めるのです。さらに、集めたファクトを基に、社長など経営陣・プリンシパルが評価会議にて話し合い、成長に向けた道筋を検討・提示します。
透明性が高く、これだけ多くの人間が1人の成長を支援する仕組みは珍しいでしょう。当初は社内でも戸惑う声がありましたが、社長自ら何度も制度を説明する機会を設け、現在もより良い評価制度の構築と運用に向けて、制度進化の取り組みや検討を実施しています。会社に貢献した人はきちんと評価されるべき、というポリシーのもと社員が納得感を得る形でしっかり浸透しているからこそ実現できる仕組みだと感じますし、人材育成や評価制度にこれほどまでにリソースを注いでいるコンサルティングファームは他に類を見ないのではないでしょうか。
Q:今後のRidgelinezの展望について教えてください。
Industry Group Director/Gen F.
展望については、「攻め」と「守り」の2軸を考えています。「攻め」については、Ridgelinezのフィジビリティ向上とCapabilityのソリューション化が急務です。富士通グループのアセットの活用などポテンシャルは十分に備えていますので、「DXならRidgelinez」と認識される存在になるように、デリバリーのソリューション化を進めていきます。
そして、ソリューション化と共に必要なのが、「守り」となるコンサルティングサポートと体制の構築です。十分な体制を確保し、引き続き新規採用にも力を入れていきます。コンサルティングの知見については教育プログラムを用意していますが、より実務にフィットした内容も必要ですので、全社を挙げて基礎から実務まで網羅する人材育成プログラムの高度化を実施中です。戦略を授けるだけでなく、伴走し支援する姿勢は、お客様に対しても社員に対しても変わりません。お客様に伴走するというRidgelinezの使命に共感し、コンサルタントとしてさらなる挑戦に臨みたいという方は、ぜひ応募していただければと思います。
あるべき姿を描き、専門家と連携して、より高度な支援を実現
Q:Uさんは、前職ではリーガルテック系の企業でコンサルタントとして働いていたとのことですが、なぜRidgelinezに転職されたのでしょうか。
Competency Group Consultant/Chiho U.
前職では、訴訟や不祥事など、リーガル系のリスク領域に特化したコンサルティングを担当していました。ビジネスやテクノロジーが目まぐるしく進化し、新たなリスクが生まれたり複雑化したりするなかで、包括的なリスクマネジメントの支援がしたいと思い転職しました。
リスクマネジメントを提供するコンサルティングファームが多いなかで、Ridgelinezは戦略・企画立案のみにとどまらず、実装フェーズまで伴走しお客様の変革を支援できる点に魅力を感じました。さらに、立ち上がったばかりの会社であり、「自分たちの会社」を作っていく過程に自身も参加できることも入社の決め手となりましたね。
Q:現在はどのようなプロジェクトに携わっているのでしょうか。
Competency Group Consultant/Chiho U.
リスクマネジメントの領域では主に2種類のご支援があります。「DXにあたって発生するリスクへの対応」と「リスクマネジメント自体のDX」です。前者では企業の変革に伴い発生するさまざまなリスクへの対応を支援し、後者では未だにアナログな手法で実施されることが多いリスクマネジメントの対応自体を変革し、リスクマネジメントの価値を高める支援をしています。
直近では後者の案件を担当しており、プロジェクトメンバーは5名でテクノロジーやビジネスサイエンスを専門とするメンバーも加えると10名体制で取り組んでいます。現在のリスクマネジメントの支援では、新たなテクノロジーの活用や、データドリブンな予測・予兆などの検討も必要で、それぞれの専門家との連携は欠かせません。
お客様が認識している課題に当てはまる提案だけではなく、「あるべきリスクマネジメントの全体像」の視点からお客様に必要な提案を行い、喫緊の課題から徐々に変革を進めています。
フットワークの軽さもありつつ大規模な提案もできるハイブリッドなファーム
Q:Ridgelinezで働く面白さ、醍醐味にはどのようなものがあると思われますか。
Competency Group Consultant/Chiho U.
会社自体が新しく、フットワークが軽いところでしょうか。組織全体にスピード感があり、トライアンドエラーがしやすい環境だと思います。社員のバックグラウンドも多様で、フラットな議論ができる人ばかりです。従来のプロセスを踏襲し「ありもの」の提案をするのではなく、お客様の将来像を考えて、新たな提案や価値を作り上げるところに面白さを感じています。
一方でRidgelinezは富士通を母体とする企業であるため、そのアセットを生かした大規模な提案も可能です。フットワークの軽さもありつつ大規模な提案もできるハイブリッドなコンサルティングファームといえるのではないでしょうか。
また、キャリア形成の面では「Practice制」という制度があります。Ridgelinezには「Industry」「Competency」「Technology」という3つのグループがありますが、そのなかに部署という括りはなく、専門性を深めるためのPracticeがあり、自身が特化したい領域(Practice)を選択できます。部署という括りに縛られず個人のスキルを磨き、それを実際のプロジェクトに生かせるのは魅力的ですね。
Q:どのような方がRidgelinezのコンサルタントにはマッチすると思われますか。
Competency Group Consultant/Chiho U.
「主体性」を持っている方がマッチすると思います。プロジェクトでは主体的に考え動くことが求められますし、プロジェクト以外でも、社内外のさまざまな勉強会やコミュニティーに自ら参加し、経験や知見を積極的に社内に発信することが頻繁に行われています。また、「Slack」では会社や組織に対する意見も活発にやり取りされており、それを踏まえた社内プロジェクトも実際に動いています。
お客様への提案内容や新しく取り組みたいサービスといった業務の面でも、自身のスキルやキャリアの面の相談でも、自ら発信すればそれに応えてくれる人がRidgelinezにはたくさんいます。多様な人材がいる環境で、自身と会社を成長させていきたいと思う方と一緒に働けたらと思っています。
オープンかつ個を尊重するカルチャーが成長を促す
Q:Hさんは、前々職ではシステム開発でデータベース構築に、前職ではコンサルティングファームでデータ戦略に携わられたとのことですが、なぜRidgelinezに転職されたのでしょうか。
Technology Group Consultant/Ryota H.
コンサルティングファームで働くなかで、よりデータ領域で実行に近い仕事をしたいという思いが高まったことが、転職のきっかけです。上流工程のデータ戦略支援などに携わってきたなかで、立てられた戦略が実行されないままの状況も多く目にしてきました。PoC(概念実証)やプロトタイピングまで推進できる、テクノロジーをベースにした仕事がしたいと考えるようになりました。
Ridgelinezの存在はヘッドハンター経由で知り、その後自らビズリーチを介して応募しました。面接ではこれまでのキャリアだけでなく、物事に対する考え方や、これから目指す方向についても質問があり、個を尊重するカルチャーがあるのだなと感じたのも入社の決め手になりました。
Q:新型コロナウイルス感染症の拡大期での入社で、上司や同僚と顔を合わせる機会も少なかったと思いますが、オンボーディングはどのように行われたのでしょうか。
Technology Group Consultant/Ryota H.
入社した2021年1月は、まさに2回目の緊急事態宣言の最中でした。そのため、最初は手続きのために出社することもありましたが、基本的にフルリモート下でオンボーディング、業務に入りました。
対面の機会を極力減らしながら、かつスムーズに準備できるように、チャットやビデオ会議などのツールが整っていたので、オンボーディングはスムーズに進みました。上司やコーチからは「出社して対面での会話も可能なので、必要であればいってください」と声をかけてもらえたので、不安はありませんでしたね。
リモートで会話を重ねながらやるべきことを整理したり、チームで実施される毎日の朝会や週次の定例会で疑問を解消したりと、コミュニケーションの場も豊富でした。また、他部門の情報もSlackでオープンに公開されているので、誰とでも気軽に情報共有ができたのも助かりました。
個々の技術やスキルを重ね合わせ、さらなる高みを目指す
Q:現在はどのような業務を担当されているのでしょうか。
Technology Group Consultant/Ryota H.
現在はテクノロジーコンサルタントとして、テクノロジーチームの組織に属しています。プロジェクトには今まさに携わり始めたところですが、データマネジメントの専門性を生かして、組織における技術レベルの底上げを図る活動に注力しています。具体的には、勉強会の企画運営や、他プロジェクトからの相談対応などです。
Ridgelinezでは、社員が自発的に勉強会を運営しており、知識やノウハウの共有が活発に行われています。それぞれの個性や才能を重ね合わせることが新しい価値を生む、という考えが浸透しているのです。勉強会では、富士通グループが持つPoCやプロトタイプを実現するノウハウも活用できますので、自らの専門性をさらに磨きつつ、組織の成長に寄与できることに醍醐味を感じています。
Q:Ridgelinezにフィットする人物像について教えてください。
Technology Group Consultant/Ryota H.
個々の知識や経験を組織として活用できるかが、Ridgelinezを成長させる鍵になると考えています。ですので、自身が持つスキルやノウハウを惜しみなくシェアし、発信できるマインドが求められるのではないでしょうか。実際に、起業経験者など多様なバックグラウンドを持つ人材が集まっていますし、互いを尊重し、フラットに話し合えるカルチャーがあると感じています。
私自身、Ridgelinezにおけるデータマネジメント領域の専門家として、あらゆる場面で頼られる存在になりたいですね。そのためにも、勉強会や相談対応、プロジェクトを通じて、コンサルティングのソリューション化にも積極的に関わっていけたらと考えています。Practice制など、得意なテーマを徹底的に深掘りできる制度や環境が整っていますので、自らのスキルやノウハウを会社のために生かしたいという方は、ぜひご応募いただけたらと思います。
Gen F.Industry Group Director
日系外資系の金融機関(銀行・証券・投資顧問)にて、クライアント向けの金融商品開発・セールスマーケティング業務を実施する複数の新規事業立上げ・事業推進に参画し、セールス&マーケティングから戦略策定・組織構築まで携わるなど金融ビジネスに精通。海外大手IT ベンダーに移籍し、日本事業部門統括のシニアマネジメント職にて、同部門の日本及びAPACのターンアラウンド・金融機関向けGAM・DXコンサルティングビジネスを推進。その後、グローバルコンサルティングファームにて本邦フィナンシャル・グループを中心とした金融機関に対する事業戦略策定・DX業務効率化・ガバナンス構築まで幅広いコンサルティング支援を実施。また、キーアカウントマネジメント及びソーシング業務をリード。現職に至る。
日系外資系の金融機関(銀行・証券・投資顧問)にて、クライアント向けの金融商品開発・セールスマーケティング業務を実施する複数の新規事業立上げ・事業推進に参画し、セールス&マーケティングから戦略策定・組織構築まで携わるなど金融ビジネスに精通。海外大手IT ベンダーに移籍し、日本事業部門統括のシニアマネジメント職にて、同部門の日本及びAPACのターンアラウンド・金融機関向けGAM・DXコンサルティングビジネスを推進。その後、グローバルコンサルティングファームにて本邦フィナンシャル・グループを中心とした金融機関に対する事業戦略策定・DX業務効率化・ガバナンス構築まで幅広いコンサルティング支援を実施。また、キーアカウントマネジメント及びソーシング業務をリード。現職に至る。
Chiho U.Competency Group Consultant
新卒でリーガルテック企業に入社し、米国訴訟や企業不祥事における証拠開示・事実解明(eディスカバリ・デジタルフォレンジック)のコンサルティング及びデータ解析に従事。その後2020年にRidgelinezへ転職。製造業を中心に、リスクマネジメントの効率化・高度化支援、全社的なBCM推進体制の構築支援、新規サービスに対するセキュリティリスク評価支援等に従事。また、それらの知見を踏まえ、リスクマネジメント×データ活用の検討に取り組む。
新卒でリーガルテック企業に入社し、米国訴訟や企業不祥事における証拠開示・事実解明(eディスカバリ・デジタルフォレンジック)のコンサルティング及びデータ解析に従事。その後2020年にRidgelinezへ転職。製造業を中心に、リスクマネジメントの効率化・高度化支援、全社的なBCM推進体制の構築支援、新規サービスに対するセキュリティリスク評価支援等に従事。また、それらの知見を踏まえ、リスクマネジメント×データ活用の検討に取り組む。
Ryota H.Technology Group Consultant
新卒として外資系データベースベンダーに入社し、データ分析基盤構築及びBIの開発に従事。その後、コンサルティング業界に転職しデータ活用戦略プロジェクトにおける基本構想策定から要件定義、導入支援、プロジェクト管理支援など幅広いフェーズにおける実務を経験。現在はクライアントのDX実現に向け、経営基盤の構築によるデータドリブン経営の確立を目指すに取り組みに従事。
新卒として外資系データベースベンダーに入社し、データ分析基盤構築及びBIの開発に従事。その後、コンサルティング業界に転職しデータ活用戦略プロジェクトにおける基本構想策定から要件定義、導入支援、プロジェクト管理支援など幅広いフェーズにおける実務を経験。現在はクライアントのDX実現に向け、経営基盤の構築によるデータドリブン経営の確立を目指すに取り組みに従事。
記載された内容、お問い合わせ先などは掲載時点のものです。
その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。出典:ビズリーチ 公募ページ「Ridgelinez株式会社」(2021年7月15日公開)より転載