リーダーシップ紹介

村上 和也Kazuya Murakami執行役員PartnerManufacturing, Engineering & Construction

Profile

約30年にわたるコンサルティング、および事業会社における経験を活かし、成長戦略策定、デジタル変革、組織変革、新規事業開発、IPO、IT戦略策定など幅広い領域で支援を行っている。特に、建設業界、製造業界におけるDX支援、メディア業界等の事業変革を手がける。外資ソリューションベンダーの市場開発や事業管理、外資コンサルティングファームを経て現職。 英国ウェールズMBA、中小企業診断士

略歴

2001年
SAPジャパン株式会社(営業支援組織改革、事業開発部門ディレクター)
2011年
日本マイクロソフト株式会社(コンサルティング事業部の組織改革)
2014年
インテル株式会社(IoT事業開発部門立上げ)
2016年
KPMGコンサルティング株式会社(製造・建設セクター立上げ)
他、大手SIerで企業システム構築のプロジェクトマネージャ、予算管理システム会社のCEO等を歴任


「企業文化は戦略を圧倒する (Culture eats strategy for breakfast)」

経営学でしばしば引用される一節です。優れた戦略や計画を立てても企業文化が調和しないと成功は望めません。企業文化の重要性は言うまでもありませんが、企業文化は時として思考や行動のパターン化、新しい価値観の無視や拒絶といったデメリットをもたらし、変革の妨げになることがあります。
世界を代表する企業、長年にわたって成功を収めてきた企業ほど、強力な企業文化を有しています。その文化は社員一人ひとりに長年にわたって浸透されており、それを変えることは容易ではありません。
海外企業は文化を変えるために人や組織を入れ替えるが、日本企業には難しいといった話をよく耳にします。しかし、複数の外資系企業で変革を推進してきた経験から、決してそのようなことはありません。戦略以上に人や組織の変革に丁寧に時間をかけ、経営者は自ら新しい文化の範となるべく行動や発言を変え、社内外にコミュニケーションします。戦略を描き、組織を描き、人を描く。歴史と実績のある日本企業が変革を成功させるためには、戦略と同時に文化を描くことが重要です。